家族ごはん「鶏ととうがんの煮物」
鶏ととうがんの煮物
だしが効いた和風の煮物。具材と一緒に煮込むだけでおいしいだしが取れる早煮昆布を活用して、素材の味をいかしたうまみたっぷりの味付けをマスターしましょう。
講師:内野美恵(管理栄養士・東京家政大学講師) 子育て中のごはんづくり。きょうだいがいると、年齢に合わせて作り分けるのも大変です。そこで、赤ちゃんとお兄ちゃん・お姉ちゃん、そして大人用の食事まで、ぱぱっと一気に作れるおいしいスピードレシピをご紹介します。
材料(大人2人+子ども2人分)
鶏手羽中 20本、とうがん1/8個(500g)、早煮昆布 3枚、油 大さじ1、水 3〜4カップ、みりん 大さじ2、しょうゆ 大さじ2、片栗粉と水(離乳食用)少々
作り方
1)とうがんの種を取って皮をむき、3cmくらいの厚さに切る。
2)早煮昆布は2cmくらいの長さに切る。
3)油を熱したフライパンで、鶏手羽中を皮目から焼く。
4)やや強火で両面に焼き色をつけたら、水、とうがん、早煮昆布を加える。
5)みりん、しょうゆを加えてフタをし、ひと煮立ちしたら弱火にして20分ほど煮込む。
離乳食(1歳)
7)鶏手羽中、とうがん、昆布を適量取り分ける。
8)鶏手羽中の骨を外し、とうがんや昆布と共に清潔な調理用バサミでこまかく切る。
9)煮汁を少し加えて火にかけ、ひと煮立ちしたら水溶き片栗粉でとろみをつける。
10)ごはんに乗せて、ミニどんぶりに。
幼児食
11)鶏手羽中はそのまま、とうがんと昆布は半分くらいのサイズに切る。
子どものうちは、味覚を育てる大切な時期。だしのうまみを知って欲しいですね。昆布のほか、鶏手羽からもだしが出るので積極的に使いましょう。とうがんのない季節は、大根やカブでもおいしくできます。またどうしても時間がないときは、かつおぶしやだしの素を少し加えるだけでうまみが増しますよ。
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