子どもが自分で考えて行動するのが苦手… どう接したらいい?

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2022/11/12

出典:すくすく子育て[放送日]2022/11/12[再放送]2022/11/17

小さいころから子どもに先回りして口出ししてしまったせいか、娘は親の顔色をうかがって指示を待つようなところがあります。学校の先生からは「明るく友達も多く、クラスのリーダー的な存在ですが、失敗を気にしすぎて、自信がないようなところがある」と言われました。自分で考えて行動することが苦手かもしれません。今後どう接していけばいいでしょうか?
(お子さん7歳のママ)

小さいときからちゃんとしている子は評価されないと落ち着かなくなる

回答:柴田愛子さん

おそらくお子さんは賢い子で、「やってね」と言われると、それができる子なんでしょうね。最初から失敗だらけの子であれば違ったかもしれません。小さいときにちゃんとしている子は、わりと幼稚園・保育園でもちゃんとした子で、評価されないと落ち着かなくなってしまいます。それを崩してあげたほうが、楽に生きることができると思います。

子どもの成長には自己主張と自己抑制の両方が必要

回答:遠藤利彦さん 

「褒められたい」は、子ども共通の思いですよね。ただ、「褒められ中毒」と言われるように、褒められてばかりいると、褒められないことを怖がります。チャレンジして可能性を広げていけるところで、守りに入って自分でそれを狭めてしまうようになりがちだといわれることもあります。
ただ、自分を抑えて「いい子でいる」といった「自己抑制」と、自分の本当にしたいことを伝えていく「自己主張」は1つの軸の両極、相反したものではなく、両方独立した力です。自己主張と自己抑制、両方できることが健康だと考えてください。
接し方など、親としてできることはありますか?

大人が自分の失敗談を笑って話す

回答:柴田愛子さん

おそらく「頑張らなくていいんだよ」という言葉は通じないと思います。頑張ることが常だからです。そこで、親が「私が子どものころは、こんなことがあったのよ」と自分の失敗談を、笑いながら話すのはどうでしょうか。子どもたちは、親や大人の失敗した話が大好きなんです。うまくいった話には興味を持ちません。
例えば、外泊でのおねしょが心配なとき、「私ね、4年生までおねしょしてたの」と言うと、子どもたちはホッとするわけです。ほかにも、「こんなことをしてたら食器を割ってしまった」「小さいときは〇〇が食べられなかった」のように、大人もいい子だと評価されない姿を持っていたことに安心するのです。
そんな話を、明るい雰囲気で話すと、子どもたちのガードがゆるくなって変わっていきます。お風呂のときなど、気持ちがリラックスしているときに、一緒に笑いに巻き込みながら話せるといいですね。

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