子どもと大人、楽しみ方が違う? 子ども心をくすぐる絵本選びのポイントは?

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2019/05/18

出典:すくすく子育て[放送日]2019/05/18[再放送]2019/05/25

絵本を読んであげると、子どもは、はっきりした色のところをじっと見ていたり、「ぶるるるるるる」など意味がなさそうな擬音に反応してうれしそうにします。私がいいなと思うものと子どもが喜ぶものは違うような気がします。大人にはわからないけれど子どもにはひびくものなどあるのでしょうか。子ども心をくすぐる絵本選びを教えてください。
(5か月の女の子のママ)

言葉のリズムが面白く、繰り返されるフレーズや、シンプルなデザインのものを選んで。

回答:宮里暁美さん

聴覚と視覚という二つのことで考えてみるとよいでしょう。
絵本は、まだ言葉がわからなくても、お母さんの声が柔らかく響くだけで安心して楽しむことができます。注目すべきは、言葉のリズムやくり返されるフレーズです。歌のように耳に響く言葉が赤ちゃんには心地よいようです。
ご質問の中にあった「ぶるるるるるる」などは、大人にとっては謎の言葉でも、音自体として体に響いてくるので、反応したり、楽しそうにしたりするのだと思います。赤ちゃんをあやす時に、「アバババ」と言うと喜ぶのと同じです。
視覚については、体内にいた時は暗かったので、生まれてきてから発達していくのですが、あまり細かく描き込まれたものではどこに焦点を当てていいか分からないので、シンプルで分かりやすく、はっきりとしたデザインのものが向いていると思います。

親子でやりとりができる絵本を。

回答:大豆生田啓友さん

聴覚と視覚の他に、もう一つ、やりとりが面白い絵本というのが実はたくさんあります。絵本を見ながら、あるいは読んであげながらお母さんやお父さんと子どもが、つい絵本を通してやりとりしたくなるような絵本がすごく大事だと思います。

年齢別 おすすめ絵本

大豆生田さんと宮里さんに、年齢別でどのような絵本がおすすめなのか、例をあげて教えてもらいました。

0〜1歳 『ぽんぽんポコポコ』(長谷川義史 作・絵)

大豆生田啓友さん

この絵本には、「ぽんぽん」のような破裂音の言葉が多く、読み聞かせると赤ちゃんの耳に音が飛び込んでくるので、興味を引きます。「ぽんぽん」「ポコポコ」のような繰り返しの部分で、子どもとのやりとりも楽しめます。また、絵がシンプルなので、まだはっきりものが見えない赤ちゃんにも分かりやすいと思います。

1〜2歳 『かおかお どんなかお』(柳原良平 作)

宮里暁美さん

子どもは、「顔」にとても興味があります。この絵本には、いろいろな顔が出てきます。
楽しい顔、悲しい顔、笑った顔、泣いた顔いろんな顔が出てきます。表情に共感できるようになるのは少し大きくなってからですが、まねっこしながら、親子で楽しめると思いますよ。

2〜3歳 『どんどこ ももんちゃん』(とよた かずひこ 作・絵)

大豆生田啓友さん

簡単なストーリーがわかるようになったら、登場人物に自分を重ね合わせて読めるような絵本がおすすめです。この絵本は、2歳前後の子どもたちが大好きな絵本の一つです。
自信満々に、あれもしたいこれもしたいと動き出し、失敗して涙が出てしまったり、お母さんにだっこしてもらったり、そういう登場人物の気持ちを自分に重ねて楽しめるようになります。

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