帰宅時に手洗い、感染している子のお世話をしたら手洗い

回答：松永展明さん

基本的には、感染経路は、飛まつ感染、接触感染、糞口（ふんこう）感染があります。便などを扱ったあとに口元に入ってしまうのが糞口感染です。
感染しないためには、基本的な手洗いが大事になります。帰宅時に必ず1回手洗いする、感染している子に対応したら手洗いする。そのようにメリハリをつけた手洗いが大事です。

泣いている子どもにマスクをしてあげる。対面しないようなだっこも

回答：松永展明さん

子どもが泣いたときにはウイルスが飛散します。それを防ぐ意味で、子どもが泣いているときはマスクをしてあげましょう。顔が直接対面しないような形でだっこしてあげるのもひとつです。

―― 感染しない予防法はありますか？

感染症は全般的に確実な予防法がほぼない

回答：松永展明さん

感染症全般で、確実な予防法はほぼありません。唯一できるのが、こまめな手洗いです。

―― 手足口病の対処法はありますか？

手足口病の発疹はそんなにかゆくない。強いかゆみが出たらかゆみ止めの薬を

回答：松永展明さん

個別の対応方法はありません。手足口病の発疹は、見た目ほどかゆくないので、待ってあげましょう。強いかゆみが出たときには、加えて皮膚が弱くなっている場合もあるので、それに応じたかゆみ止めの薬をもらうといいですね。

―― 番組のアンケートでは、幼稚園など初めての集団生活が心配という声が多くありました。集団生活で気をつけることはありますか？

既定の予防接種を受けていくことが大事

回答：松永展明さん

集団の中で、感染症自体を完全に防ぐのは難しいです。一方で、命に関わるようなもの、重症な病気に限っては、予防接種があります。既定のワクチンを、しかるべきタイミングでしっかりと入園前に接種することが、いちばん大事だと思っています。

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