急に寒さが増してきて、季節はすっかり秋になりました。朝晩の冷え込みも出てきて、早速ご家族がかぜひいてしまった・・・ なんてことはありませんか?
お布団や衣服での体温調整とあわせて、毎日の食事で十分な栄養を摂り、身体を中からあたためることで、冬の病気に負けない元気な身体をつくりたいものですね。今回は「まいにちスクスク」で紹介された「かぜ予防レシピ」と、そのポイントをまとめてご紹介します!
かぜを予防する食事 4つのポイント
(1) ウイルスの侵入を食い止める
にんじんやほうれん草などの緑黄色野菜はカロテンが豊富に含まれています。 カロテンは体の中で、ビタミンAに変わり、のどや鼻の粘膜に潤いをあたえる働きがあります。のどや鼻がかさついていると、ウイルスが侵入しやすくなるため、カロテンの多い野菜をしっかりととりましょう。 またたんぱく質はウイルスと戦う免疫細胞のもとになります。カロテンを多く含むものと一緒に組み合わせることで、かぜ予防により効果が出ます。
(2) 腸の働きを整える
腸には、人間の体の中で一番免疫細胞が集まっています。 発酵食品、食物繊維を摂取することで、腸内の善玉菌が増え、免疫力アップにつながります。上手に取り入れてみてください。
(3) 体を芯から温める
寒い季節には温かい料理を食べるだけではなく、とろみをつけることがおすすめです。 とろみをつけることで、料理が冷めにくくなるため、体を芯から温めてくれます。 ビタミンCはウイルスが増殖するのを防いだり、免疫細胞を元気にしたりするのに役立ちます。 水に溶けるビタミンですので、スープにすると煮汁の中に溶け出て、無駄なく摂取することが出来ます。
(4) 朝ごはんで体の調子を整える
体の調子を整えるには、寝ている間に下がってしまった体温を上げることが大切です。そのためには、朝ごはんをきちんと食べることが大切です。 朝ごはんには、脳や体のエネルギー源になる糖質や炭水化物、体をつくる素であるたんぱく質、体の調子をよくするビタミンやミネラル、これらを合わせて取り入れることで、体の調子を整えることが出来ます。
実践レシピ集
「ほうれん草とサケ缶の簡単キッシュ」
かぼちゃやブロッコリーなど、他の緑黄色野菜でも応用できます。 ▼詳しい作り方はこちらの記事でどうぞ
豆のフィンガートースト
食物繊維を含む食材として市販の煮豆、発酵食品としてクリームチーズを使います。 煮豆の甘みとチーズの酸味がよく合ったかぜ予防に嬉しいスイーツです。 ▼詳しい作り方はこちらの記事でどうぞ
おろしれんこんとハムのもっちりスープ
れんこんには、ビタミンCが多く含まれています。 ▼詳しい作り方はこちらの記事でどうぞ
簡単リゾット
リゾットは朝にとりたい栄養素が一度にとれ、忙しい朝にオススメです。 ▼詳しい作り方はこちらの記事でどうぞ
簡単でおいしいレシピばかりですよ。ぜひ毎日の献立づくりにもお役立てください。
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