幸せにつながる幼児期の”運動” 〜前編〜
番組のアンケートには、幼児期の運動について悩みが寄せられています。将来の幸せにつながる「幼児期の運動」について、2回にわたって考えます。

専門家・ゲスト: 吉田伊津美(東京学芸大学 教授) 鈴木宏哉(順天堂大学 准教授) 室伏広治(スポーツ庁長官)
今回のテーマについて
子どもの運動頻度はじわじわと低下傾向にあり、10年前と比べると毎日外で遊ぶ子どもは減っています。

※子どもの運動・スポーツ実施頻度(4~11歳)笹川スポーツ財団「子ども・青少年のスポーツライフ・データ」より作成
一方で、幼児期から運動に親しむことは、健康な体づくりだけでなく、将来の幸福度にもよい影響があるとわかってきました。ではどうすれば、幼児期に運動習慣を身につけられるのでしょうか。
歩きすぎてしまう子ども…こんなに動いて大丈夫? 幼児期の運動の目安は?
単調な動きを楽しく! 豊かに♪ おすすめ声かけテクニック

吉田伊津美さんおすすめの、単調な運動を楽しく豊かにできる声かけテクニックを紹介します。
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幼児期の運動、大人はどう関わればいいのか?
番組MCの丸山桂里奈さんが、スポーツ庁長官の室伏広治さんに、「幼児期の子どもの運動に大人はどう関わればいいのか」を聞きました。
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室伏広治さん
最近、子どものスクリーンタイムが長くなったり、外で遊ぶことが少なくなったりする傾向にあるといわれています。体力の低下など、スポーツ庁の調査でもそういったことがみられます。そういう意味でも、幼少期に運動を促すことは重要だと考えています。
親が何かをしてあげるのがよいかを考えるより、子どもに聞くのがいいかもしれません。子どもは遊びの天才ですからね。親は、子どもがおもしろいと思うことを支援して、高めていくことが大事ではないでしょうか。