ゆったりワクワク散歩にでよう(2)3歳児の散歩

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2020/10/06

出典:まいにちスクスク[放送日]2020/10/06[再放送]2020/10/13

子どもにとって、散歩はワクワク・ドキドキが詰まった大冒険です。いつだって未知の体験があり、発見の連続です。子どもと一緒に大人も外に出かけたくなる、そんな散歩のコツを紹介します。
今回は、3歳児の散歩です。宮里暁美さんに散歩の様子を見てもらいました。

講師:
宮里暁美(お茶の水女子大学 教授/保育学/認定こども園 園長)
外に出なければ感じられないことがあります。風がそよいで、光がきらきらして、体中で、五感で感じることができる。それが散歩のよさだと思います。

3歳は、子どもの好みがはっきりしてくる時期。散歩をしながら、大人は子どもが好きなものに気がつけるように心がけましょう。

散歩の準備

ママとよく近所を散歩するという男の子(3歳)。でも、最近ちょっとマンネリ気味だそうです。

出かけるときは、ボロボロの靴を履きたがります。

宮里暁美さん

結構、子どもは靴にこだわりますよね。ボロボロだけどこの靴がいい、と意思表示できています。とてもよいことですね。
出かける前に、「公園に行くなら虫カゴを持っていく? 何か持っていきたい物はある?」などと聞いてみるのもいいですね。親子で一緒に散歩の準備をすると、子どもにワクワクした気持ちが生まれます。

散歩での体験

この日はいつもの散歩コース。でも、ママは好奇心をくすぐるような言葉がけを考えているようです。

道端に小さいネコジャラシを見つけて、「赤ちゃんネコジャラシだよ。かわいいね。どんな匂いがするかな」と声をかけてみました。すると、子どもはネコジャラシに興味を持って、匂いを嗅いで、「くちゃーい」と言いました。

宮里暁美さん

これは楽しくなりましたね。臭い匂いを嗅ぐのは、結構大事なことです。いい匂いばかりじゃない、臭い匂いもある、もっと臭いものがあるかもしれない。そう思っていろいろと嗅ぎ始めると、またおもしろくなる。植物の匂いを嗅いだり虫に触ったり、いろんな体験をすることで、同じ散歩道でも新鮮な気持ちになります。

交通ルールを覚える

ママは、子どもに交通ルールを理解してもらいたいと思っています。

踏切で「電車だよ。どこで止まるんだっけ?」と聞いてみると、「緑のとこ」と答えました。

宮里暁美さん

自分で「緑のとこ」と答えて、きちんと止まれましたね。よくわかっているんです。「わかったんだね」「覚えられたね」とママから声かけしてあげるといいですね。いつか子どもがひとりで歩く日をイメージして、交通ルールを確認してあげるといいですね。

子どもを主役にしてあげることが大事

宮里暁美さん

「行きたいところ、どこに行く?」「あなた任せだよ。つきあうよ」のように聞いてあげて、大人はあまり頑張らず、子どもが自分でどんどん道を歩くような散歩がいいと思いますよ。

まいにちスクスク
 
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