子どもの鼻水が続いている… どうしたらいい?鼻と耳のホームケアのコツ

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2018/03/24

赤ちゃんの鼻ケア

風邪にかかりやすい寒い時期が終わり、あたたかい日も増えてきましたが、花粉の飛散量が増えています。花粉症の症状が辛いママ・パパも多いかもしれませんね…。

子どもは病気にかかって熱が下がっても、鼻水だけが長引くこともよくあります。就寝時に息苦しそうだったりすると、なんとかしてあげたいと思うけれど、おうちではどんなケアができるのでしょうか。

今回はこれまで「すくすく子育て」の中でご紹介した専門家のアドバイスから、子どもの鼻水対策や気になる中耳炎、耳のケアについて、まとめてご紹介します。


鼻水はこまめにとってあげる

鼻水が出て鼻がつまると、おっぱいやミルクが飲みにくくなったり、口で呼吸をするために、夜、よく眠れなくなったりします。

また鼻水をそのままにしておくと、徐々に黄色くなり、のどに落ちるようになって、タンが混じったセキをするようになります。すると、今度はのどが炎症を起こして、喉頭炎や咽頭炎の状態になり、熱が出たり、気管支炎のような状態になったりします。

小さな子どもにとって、きちんと鼻をかむのは難しいものです。ガーゼや綿棒、鼻吸い器などで、こまめに鼻水をとってあげましょう。

優しくぬぐう

水のような鼻水のときは、濡らしたガーゼなどで、優しく鼻をぬぐってあげましょう。 鼻水が固まってしまったときは、蒸しタオルや、お湯で絞ったあたたかいガーゼなどで、鼻の周りを覆って温める。 こうすることで血流がよくなり、鼻の通りがよくなると同時に、鼻水も柔らかくなります。 鼻のかみ過ぎで、鼻の下が赤くなったり荒れたときは、ケアしてあげましょう。 温かいぬれガーゼなどできれいに拭きとって、軟こうやクリームを塗ってあげるとよいと思います。

鼻水がたまって苦しそうなとき

鼻吸い器で吸い取ってあげましょう。     鼻吸い器の先端を子どもの鼻にあて、吸い口から、少しずつ小刻みに吸い取ります。 早く楽にしてあげようと一気に吸い上げると、鼓膜を破るおそれがあるので、絶対にやめましょう。 また、鼻水にはウイルスや細菌がいるので、鼻水を吸い取ったあとは、鼻吸い器や手を、しっかり洗いましょう。     鼻用の噴霧器に、生理食塩水を入れて、鼻の中にスプレーするのもオススメです。固まった鼻水がしっとりしてくるので、鼻吸い器で吸いやすくなります。 使用する時は、まず、親自身でどのようなものか試してみましょう。

黄色・緑・茶色などの鼻水のときは受診を

小さな子どもは、鼻水や鼻づまりなどのトラブルが、中耳炎などの耳のトラブルを招くことが多くあります。   鼻水が透明なときは問題ありませんが、黄色・緑・茶色など色がついている場合は、ばい菌が原因なので注意が必要です。 中耳炎の原因にもなるので、早めに耳鼻科で受診しましょう。 乳幼児は鼻水が出ていると、8割ほど中耳炎になってしまいます。ずっと色のついた鼻水が出ていると、ばい菌が耳まで行ってしまい、痛い中耳炎になります。なかなか治りにくいこともあるので、注意しましょう。

▼子どもの鼻のトラブルや受診の目安となるサインについては、こちらの記事をご覧ください。


鼻をかむ練習をしよう

3歳ぐらいから、鼻をかむ練習を始められますよ。
片方の鼻をしっかり押さえて、交互に少しずつかむのが、正しい鼻のかみ方です。
一気に強くかんだり、両方いっぺんにかんだりすると、鼓膜や鼻の粘膜を傷つけるおそれがあります。

おふろで遊びながらやってみよう

鼻をかむ練習をする前に、まず、鼻から息を出す練習をしてみましょう。   湯船のお湯に鼻までつかり、「ブクブク~」と鼻から息を出してみましょう。 最初のうちは、お湯に口だけつけるのでも構いません。パパやママと競争しながら、徐々に鼻もつけられるように練習してみましょう。  

簡単鼻かみ練習法

「すくすくアイデア大賞」で紹介した練習方法、「ティッシュでロケット」です。 ティッシュを大きめに丸めて片方の鼻に入れ、もう片方の鼻を閉じます。ティッシュを入れたほうの鼻から息を出し、ティッシュを飛ばしてみましょう。 鼻の奥に詰めこまないよう十分注意し、必ず大人と一緒に行ってください。  

子どもの耳そうじ 間違っていないかチェック

外から耳あかが見えてきたらそうじする

耳掃除のしすぎは、かえってトラブルのもとになります。
耳のお手入れは、月に1回から2回で十分です。優しく丁寧に行いましょう。

耳あかは、皮膚の表面にある細かな毛の働きで、自然に耳の奥から外へと押し出されていきます。
そのため、耳掃除は、入り口付近に見える耳あかを取るだけでいいのです。

綿棒の持ち方

綿棒は鉛筆を持つときと同じようにして持ちます。
鉛筆のように持つと、自然に小指で手を支えることになるので、耳の奥深くに綿棒が届かないため、安全です。

実は多い耳掃除によるケガ

耳掃除によるケガで緊急搬送された人のうち、4割以上が4歳までの子どもです。
子どもの耳掃除をするときには、次の4つに注意しましょう。

(1)奥まで綿棒や耳かきを入れない
(2)子どもに頭を動かさないように言い聞かせる
(3)耳掃除中は周囲の状況を確認
(4)綿棒などは子どもの手の届かないところに保管

(専門家:守本倫子さん)


▼詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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