絵本選びで迷ったときに参考にしたい!子育ての専門家おすすめの11冊

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2015/11/06

「どんな絵本がいいの?」
本屋や図書館で子どもに合った絵本を選ぶことに悩んだ経験はありませんか?
絵本には色々な種類があり選ぶのが大変ですよね。

今回はNHK Eテレの育児情報番組「すくすく子育て」で過去に紹介した絵本の選び方のポイントと、専門家がおすすめする絵本11冊を紹介します。

どんな絵本を選べばいい?

子どもには本が好きになってほしいので、できるだけ本への興味が続くような絵本を選んでいきたいのですが、選び方のコツは?

子どもの個性や興味に合わせて選びましょう。

子どもが興味を持つ絵本は、年齢や発達段階によっても違いますが、子どもの個性によっても大きく違うので、一概に「これ」とおすすめするのは難しいですね。
ただ、絵や言葉を楽しむ段階から、ストーリーに興味を持つようになってくると、自分の生活や遊びの中で好きなことが出てくると、子どもはぐっと興味をひかれるようです。
ここでは、有名な絵本の中から、おすすめのものを紹介します。
<解説:大豆生田啓友さん(玉川大学教育学部教授 幼児教育学)>

いないいないばあ

赤ちゃんが大好きな「いないいないばあ」で、コミュニケーションを楽しめます。


いないいないばあ (松谷みよ子あかちゃんの本)

三びきのやぎのがらがらどん

やぎがおそろしい怪物トロルをやっつける話。
昔話には残酷なものも多いですが、悪を乗り越えることや、自然の中で生きる力につながります。


三びきのやぎのがらがらどん (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

ダンゴムシ みつけたよ

写真絵本などと呼ばれるもの。
身近な虫に興味をもつことで、自分で調べてみたくなり、探究心や知的好奇心を養うことができます。


ダンゴムシみつけたよ (ふしぎいっぱい写真絵本)

エルマーのぼうけん

冒険心にあふれている4・5歳頃〜の子におすすめ。
ファンタジーの世界で、厳しい現実を乗り越える力を学ぶことができます。


エルマーのぼうけん (世界傑作童話シリーズ)


年齢別絵本の選び方のポイント

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0〜2歳におすすめの絵本

おもちゃと本の区別もつかない月齢の赤ちゃんには、角を丸くしてあるなど形状も安全なものを。
また、赤ちゃんの肩幅くらいのサイズだと視界におさまりやすいです。
<解説:秋田喜代美さん(東京大学大学院教育学研究科教授 教育心理学)>

親子のふれあいや子どもの気持ちをえがいたもの

ぎゅっ ミニブック


ミニブック ぎゅっ (ボードブック)

やだ!


やだ!

面白い言葉の響きを楽しめるもの

もこ もこもこ


もこもこもこ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)

3〜4歳におすすめの絵本

少しストーリーがわかってくるようになる頃。
短いストーリーがくり返されるものや、生活の中で見たり聞いたりするものが登場する絵本は子どもにもなじみやすいです。
<解説:秋田喜代美さん(東京大学大学院教育学研究科教授 教育心理学)>

ノンタンのたんじょうび


ノンタンのたんじょうび (ノンタンあそぼうよ (9))

みんなうんち


みんなうんち (かがくのとも傑作集―どきどきしぜん)

子どもの中の複雑な心情を描いたもの

ピーターのいす


ピーターのいす (キーツの絵本)

字のない絵本

雨、あめ


雨、あめ (児童図書館・絵本の部屋)


すくコムでは、「なぜか子どもがはまる」「パパに読んでもらうと盛り上がる」「育児疲れが癒される」など、週替わりでテーマをもうけて絵本をご紹介しています。
ぜひ、絵本選びの参考にしてください。
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