保湿のしすぎで、肌は弱くなる?

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2016/01/16

出典:すくすく子育て[放送日]2016/01/16[再放送]2016/01/22

保湿をすると良いとよく聞きますが、肌ケアをしすぎると、本来人間が持っている肌の力を弱めてしまわないのでしょうか?
赤ちゃんのうちから肌ケアをしてしまうと、この先、一生ケアしなければならない弱い肌にならないかが心配です。

肌ケアによって肌が弱くなることはない

馬場 直子さん回答:馬場 直子さん

赤ちゃんの肌はバリア機能が弱いのです。乾燥肌を放置してしまうと、外からさまざまな刺激が入りやすくなり、結局は、肌トラブルを起こしてから、薬を塗らなければならないことになります。
肌トラブルを起こしてから強い薬を塗るよりも、乾燥肌のときにケアすることで、バリア機能を補強した方がいいと思います。肌ケアによって肌が弱くなることはありません。

また、乾燥肌を放置し、外からの刺激が入ることで、かゆみが発生します。
かゆみの神経は、健康な肌の場合は、表皮細胞の下までしか来ていません。
しかし、ドライな肌(乾燥肌)の場合は、表皮などにできた隙間から、かゆみの神経が伸びます。そうなると、かゆみにとても敏感になり、「かゆみを感じると、肌をかく」「肌をかくと、皮膚が壊れる」「皮膚が壊れると、かゆみの神経が伸びる」というように悪循環が生まれてしまいます。
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