息子がなかなか寝てくれず、寝かしつけるのに毎日2時間以上かかっています。新生児の時から、寝かしつけても寝てくれず、寝ても起きてしまいます。「眠るのが下手な子」と「寝かしつけが下手な親」なようです。
これまで、寝かしつけるために試行錯誤してきましたが、うまく寝かしつけられません。どのようにしたらいいのか悩んでいます。
<ある日の寝かしつけ>
所要時間:2時間38分
夕方、ぐずり始めたため、寝かしつけを始めました。授乳、おもちゃ、絵本、寝たふりと、いろいろな方法を使って寝かしつけを試みましたが、効果はありません。
寝かしつけを始めて1時間が経ったころには、むしろ息子の目が覚めてしまっていました。そのため、一度あきらめて食事の準備などをし、30分後くらいにまた寝かしつけを再開しました。授乳と子守歌でもなかなか寝てくれませんでしたが、おしゃぶりをくわえさせたらやっと寝てくれました。
(8か月の男の子をもつママより)
同じ寝かしつけの方法を毎日繰り返す
回答:清水 悦子さん 赤ちゃんにとって、寝方が決まっていないというのは不安な状態です。寝かしつけの方法をいろいろと変えてしまうと、赤ちゃんはどのタイミングで安心して寝てもいいのか、わかりづらくなってしまいます。 「寝る時間」を決め、「毎日同じ寝かしつけの方法」を繰り返しましょう。毎日同じ時間に同じことを繰り返すことが、赤ちゃんにとって安心につながり、寝る合図にもなりますよ。
寝かしつけは外が暗くなってから
回答:黒田 公美さん
一昼夜を周期とするリズムを「日周期リズム」といい、このリズムは生後2か月ごろから発達していきます。そして8か月ごろになると、「日周期リズム」が発達し、外が明るい状態ではなかなか眠りにくい状態になります。そのため、特別な事情が無ければ、外が暗くなってから寝かしつけを始めたほうが、寝かしつけがスムーズにいきますよ。
「寝る子」と「寝ない子」の違い
「離乳食の食べ具合」や「ミルクの飲み具合」に赤ちゃんによって個人差があるように、寝つきが難しい子もいます。
赤ちゃんにとってスムーズに寝つくことは、すぐにできることではありません。赤ちゃんは「寝る練習中」です。
他のお子さんと寝付き具合を比べるのではなく、日中の赤ちゃんの機嫌や様子を見て、「これで大丈夫なのかな」と判断してあげてください。
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