習いごとを親の都合でさせていい?

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2019/02/09

出典:すくすく子育て[放送日]2019/02/09[再放送]2019/02/16

8か月になる双子と、4歳になる双子の、4人の子どもたちを育てています。4歳の双子は元気いっぱいで、いつも保育園の帰りに、1時間ほど公園で遊ばせています。それでも体を動かし足りないようだったので、2人を体操教室に通わせることにしました。家事や育児で手一杯な私にとって、教室で子どもをみてもらえることも理由のひとつです。子どもたちは楽しんでいますが、親の都合で勝手に決めた習いごとなので、申し訳ない気持ちがあります。
最近わかったことですが、双子の1人は折り紙や絵を描くことも好きなようで、運動系よりも芸術系が向いているかもしれないと思うようになりました。でも、私が忙しくて余裕がないので、そのまま体操教室を続けています。こんな親の勝手な都合で、習いごとをさせていいのでしょうか。
(4歳の双子の男の子と8か月の双子の男の子をもつママより)

子どもたちは楽しんでいる。教室を育児サポートと考えてもいい

遠藤利彦さん回答:遠藤利彦さん

もともと「集団共同型の子育て」が、人という生き物の子育ての形態だったといわれています。家族だけでなく、血縁関係のない人でも、みんなで一緒に助け合いながら子どもを育てることが当たり前なのです。ご相談のママは親の都合で習いごとをさせているという罪悪感を抱いていますが、思い悩む必要はありません。
ママは「親が勝手に体操教室を選んだ」と言いますが、きっと、子どもたちの適性を潜在的に感じて「体操なら子どもたちが楽しめるだろう」と考えたのではないでしょうか。また、体操教室に育児をサポートしてもらっているという気持ちでもよいと思います。子どもたち自身も楽しんでいますので、大丈夫だと思います。

体操も折り紙も協調運動

榊原洋一さん回答:榊原洋一さん

体操をするとき、バランスを保って、体全体をうまく動かしていきます。このようないろいろな動作をまとめる運動を協調運動といいます。実は、折り紙を折ることも、指先の細かい動きの協調運動なのです。お子さんは協調運動が発達しているのではないかと思います。

罪悪感を抱く感受性を大事に

榊原洋一さん回答:榊原洋一さん

ご相談のママは罪悪感を抱くような感受性があります。アメリカの研究で、感受性が強い保育者に育てられた子どもは、よく育つということがわかっています。親が罪悪感を抱いてもよいのです。それだけの感受性があれば、子育てで間違えることはないと思います。4人の子どもたちを育てて、これだけの感受性を持つのは、すごいことだと思います。


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