赤ちゃん家族の安心おそうじ術(2)台所

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2019/12/30

出典:まいにちスクスク[放送日]2019/12/30


台所

台所まわりの汚れは、油っぽく頑固な汚れが多いです。
それぞれの汚れに効果的な素材や方法で、きれいにしましょう。


講師: 本橋 ひろえ(そうじ研究家)
安心なナチュラル素材を使って、手軽に掃除できるといいですよね。
安全な素材であれば、すすぎや拭き取りも省くことができてラクラクです。
今回は、「安心」「早い」「ラクチン」な掃除の方法を紹介します。

換気扇の掃除「重曹パック」

換気扇まわりの汚れは、油っぽいほこりのべたつきが気になりますが、なかなか取り掛かれないところです。
頑固な汚れを落とす極意は「汚れをゆるめる」!
古くなった油汚れは落ちにくいこともあります。キッチンペーパーを使ってパックをし、汚れをゆるめてから、落としていきましょう。
油汚れに効く素材は、重曹です。「重曹パック」で台所の壁にこびりついた油も、つるつるになりますよ。

<「重曹パック」のやり方>

▼使用するもの
・重曹水
・キッチンペーパー

▼手順
(1)重曹水を作る。
約40度のお湯1カップに、小さじ1/2杯の重曹をお湯に溶かしましょう。

(2)キッチンペーパーを重曹水にひたし、軽く絞る。

(3)(2)のキッチンペーパーを、換気扇の汚れやべたつきが気になるところに貼る。

(4)キッチンペーパーを貼り付けて10分ほどおいたら、パック完了。
キッチンペーパーをはがしながら拭いていきましょう。

(5)新しいキッチンペーパーで、水拭きして仕上げる。


台所周りの小物の掃除「シンクでつけおき」

台所には、「洗い桶にはつけられないサイズのもの」で「油汚れなどちょっと頑固な汚れが気になるもの」があります。
これらは、台所のシンクを丸ごと使って、つけおきをしましょう。

頑固な汚れに強いのは、過炭酸ナトリウムです。
酸素系漂白剤として売られています。


▼使用するもの
・過炭酸ナトリウム 大さじ1~2
・約60度のお湯
・ポリ袋
・重曹
・アクリルたわし

▼手順
(1)ポリ袋などを使って、下の図のように排水溝にフタをする。

(2)シンクに約60度のお湯をためて、過炭酸ナトリウムを溶かす。

(3)「汚れのこびりついた鍋」や「ガス台のごとく」を、お湯をためたシンクに入れ、汚れを浮かすため、お湯が冷めるまでつけおき。

(4)残った汚れは、アクリルたわしに粉末の重曹をかけ、こすり落とす
アクリルたわしは、これだけである程度の汚れが落とせる、お肌にも環境にも優しいたわしです。


「赤ちゃん用のストローマグ」のつけおき

「赤ちゃん用のストローマグ」は、汚れが気になりますが、細かいところを洗うのが難しい物です。
しかし、過炭酸ナトリウムでつけおきすれば、除菌も出来てきれいになります。


台所の簡単な掃除方法

普段は、重曹水をスプレーして、汚れを拭き取るようにしましょう。
汚れがついてから時間がたっていない場合は、簡単に落とすことが出来ます。
毎日続けて汚れをためないことを目指しましょう。

ためてしまった汚れを一気に落とそうとすると、力も時間もとても必要になります。
少しずつでいいので、毎日こまめに掃除するようにしましょう。


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