「にほんごであそぼ」の新曲 「しょうがないのうた」 が放送されます
2025年9月1日(月)から放送の「にほんごであそぼ」の新曲は、
アオイヤマダさんの作詞、小野龍一さんの作曲でお送りする 「しょうがないのうた」です。
アオイヤマダさんに「しょうがないのうた」にこめた想いやメッセージを伺いました。
■アオイヤマダさんからのメッセージ
— 「しょうがないのうた」この歌詞は、どんな気持ちで作られたものですか?教えてください。
10代の悩んでいたときに書き溜めていたメモからはじまりました。どんなに頑張っても超えられない壁、どんなに伝えたくても伝わらない想い、どんなにもがいても見つからない光。
そんなとき、「しょうがない」の言葉は私にとって救いの言葉でもあり、全てを投げ捨ててしまう言葉でもありました。
言葉は魔法のようで、そのとき自分に必要な要素として変形し、消化されていきます。
暗闇にいた頃の自分の気持ちが、今ではこの詩を通してぽかぽかと温まることもあります。
聞いてくれた方々が必要としている栄養素に変換して吸収してくれたら嬉しいです。
— この歌詞が気に入っている、ここのフレーズが聴きどころ!というポイント(お気に入りのポイント)を教えてください。
「しょうがない」の繰り返し、イントネーションや文字が違うだけでいろんな表情になる言葉を楽しんで頂きたいです。
— レコーディング、または映像収録の折に感じた事などあれば、教えてください。
レコーディングでは、出演者のあきさん、さくさん、えいとさんに歌って頂きましたが、はじめて自分の書いた詩を人に読んで頂くことでそれまでは見えていなかった景色が見えたり、小野龍一さんや協力して頂いたミュージシャンの方々の細やかなこだわりによって、一枚の私のメモが立体的な音楽となりました。
映像収録に向けてのリハーサルでは、あきさん、さくさん、えいとさんと様々な表現方法を探りました。
吐き出す言葉をただの台詞ではなく、内臓の奥から出して欲しい、そこに動作や表情が密着していてほしいとお伝えしました。みんなが収録本番まで、自分自身の言葉にしようとたくさん考えて挑んでくれたことが本当に嬉しかったです。
感謝の気持ちでいっぱいです!!
■アオイヤマダ (Performing artist)
長野県松本市出身。
90年代以前のアートシーンやアンダーグラウンドカルチャーに影響を受けたことが活動のきっかけとなる。
身体と記憶、食と人、音楽と心の繋がりを信じて現在は独自の感覚と日常からのインスピレーションを融合させ、楽曲制作、エッセイ、パフォーマンス作品に取り組む。
Instagramでは、素敵な野菜に出会ったときに展開される『野菜ダンス』や日々の夫へのお弁当作り『おべんとうのおと』を発信中。
多くの映像作品をはじめ、
ダムタイプ『2020』、
東京2020閉会式ソロパフォーマンスや
舞台『星の王子さま』などに出演。
Netflixドラマ『First Love初恋』、
映画『Perfect Days』では役者として出演。
また、宇多田ヒカル『何色でもない花』MVでは振付を担当しACC TOKYO CREATIVITY AWARDSスタッフ賞を受賞。
NHK『ドキュメント72時間』のナレーションなどに携わるなど、身体と声で活動を広げている。
生き様パフォーマンス集団『東京QQQ(トウキョウサンキュー)』、
踊り語りユニット『アオイツキ』としても活動中。
所属するクリエイティブチーム”海老坐禅”の作品集『EBIZAZEN』が発売された。
「しょうがないのうた」 ■作詞:アオイヤマダ ■作曲:小野龍一 放送予定: ■初回放送日9月1日(月)~11月1日(土)まで
にほんごであそぼ
放送<Eテレ>
毎週月曜:午前8:35~8:45
(再)毎週:木曜 午後3:35〜3:45
(再)毎週:土曜 午前6:40~6:50
※放送は、時間の変更や休止になることがあります。
※番組に関する質問には、「すくコム」でお答えすることは出来ませんのでご了承ください。
ご意見・お問い合わせは、NHKオンライン「ご意見・お問い合わせ」(http://www.nhk.or.jp/css/)
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