子どもの虐待を考える② 〜たたく子育て どうすればやめられる?~

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2020/02/22

出典:すくすく子育て[放送日]2020/02/22[再放送]2020/02/29

『すくすく子育て』では、2回にわたり、子どもの虐待について考えます。
2回目のテーマは、「たたく子育てをやめるには」。
「夜泣きがあり、寝不足がひどいとイライラしてしまい、考えるより先に手が出てしまう」
「子どものイヤイヤがひどく、ついに爆発してたたいてしまった」
「たたかなくても子どもが分かってくれる方法を知りたい」
どうすれば「たたく子育て」をやめられるのか、専門家が子育て中の家族と一緒に考えます。

専門家:
大日向雅美(恵泉女学園大学 学長/発達心理学)
倉石哲也(武庫川女子大学 教授/臨床福祉学)

今回のテーマについて

番組が行ったアンケートでは、1歳以上の子どもを持つパパやママのうち、71%の人が「子どもをたたいたことがある」と答えています。

その理由として、子育ての中で感じる「イライラ」が多くあげられていました。アンケートで、「子どもに怒りやイライラなどを感じたことがありますか」という質問に対して、「ある」と答えた人は94%にのぼりました。
「イライラがつのり、その先に虐待をしてしまうのでは」と心配する声も多数寄せられました。イライラと虐待はつながっているのでしょうか。

「たたく」行為は依存性が強い。

コメント:倉石哲也さん

イライラと虐待がつながっているかどうかは難しいところです。「虐待」というレベルとなると、子育て以外にもいろいろな原因が絡んでいることが多いです。
「たたく」ということは結構依存性が強いものです。「たたくと一瞬でも言うことを聞いてくれる」「子どもがおとなしくなって自分の気持ちが落ち着く」などの経験から「たたくという行為に依存」してしまうこともあります。
イライラをどのようにガス抜きし、解消していくかも考えなければいけないと思います。

子育て家族は社会的弱者の立場に立たされる。

コメント:大日向雅美さん

社会の中で、一般的には「子育ては楽しい」「子どもはかわいい」というイメージが先行しているようなところがありますが、先ほどのアンケートの結果のように、「子どもに手をあげたことがある」と答えた人が7割、という子育ての実態があります。
そもそも、子育てをしていると、社会的に弱者の立場に立たされるのだと思われます。社会的に弱者である子どもと共に生活する子育て家族もまた、社会的に弱者の立場に立たされます。子どもというのは聞き分けのないことが多く、一度言っても分からないことを何度も何度も繰り返し伝えなければならない。移動するときも子どもが一緒だととても大変ですね。そんな状況にあるママやパパがイライラしたって当たり前。それを、親だけで解決することは無理なのではないかと思います。このようなテーマのときに私がまず思うのは、「子ども(弱者)を育てている子育て家族(社会的弱者)を、これ以上いじめないでほしい」ということです。

たたく子育てをやめるには

どうすればたたく子育てをやめることができるのか、実際にやめた人のお話をうかがいました。

たたく子育てをやめたきっかけ① 〜子どもの言葉〜

2歳9か月の女の子と5か月の男の子、2人の子どもを育てる佐藤さん(仮名)は、以前は長女が何度注意しても言うことを聞かないときなどに手をあげていたといいます。

「感情で怒ってはいけないと頭では分かっているんですけど、やっぱり1日中、毎日一緒に子どもと過ごしているとそうはいかない。お尻をたたくと『わーん』と泣く。泣くけど、子どもはまた同じことをやる。だから、本当はたたいても意味がないんですよね、結局。たたいてもまたどうせやるから」(佐藤さん)

たたいても意味がない、と思いながらも、たたく自分をコントロールできない。
そんなある日、長女からこんなことを言われたそうです。

「たたいたときに、泣きながら『お尻パンってしないで』って本人に言われて。それまでは たたくと『わーん』と泣くだけだったんですけど、初めて言葉で『しないで』って言われたことで、この子も動物じゃなくて、ちゃんと人格を持ったひとりの人間なんだなぁっていうのを、その一瞬で、はっと気づかされて⋯⋯」(佐藤さん)

「人に暴力をふるってはいけない」という当然のことに気づいた佐藤さん。長女の初めての抵抗で我に返ったそうです。「子どもも自分と同じひとりの人間」と考えるようになり、それ以来、たたいてしつけることはなくなったそうです。

子育て家族のコメント

子どもはきっと分かってくれていると思っているのに、それをしてくれないとイライラしてしまいます。成長が著しくて、できることが日々増えていく中で、私も子どもに期待してしまうから、手が出そうになる気持ちはすごくよく分かります。(ママ)
時間がないときやせっぱ詰まってくると、大きな声で怒ってしまうことがあります。大きな声で怒るような経験はこれまでなかったのに、自分でもびっくりするくらい感情的になってしまうときもあって⋯⋯。そういうときは、ひと呼吸おいて、心を静めながら子どもに接するようにはしています。(パパ)

感情的になった後からでも、叱った理由を冷静にことばで伝える。

コメント:倉石哲也さん

人間というのは、子どももそうですが、何度も繰り返して言ってやっとできるようになってくることが多いわけです。結果はすぐに出ないんですよね。ですから、感情的になったり、大きな声で叱ってしまったりすることもあると思うんです。大事なことは、その後からでも、叱った理由を子どもに話ができるかどうか、だと思います。「怒っちゃったけど、お父さんは本当は、こういうふうにしてほしいと思っていたんだよ」「信号の変わり目のところで、あんな風に走り出したら、〇〇ちゃんに危ないことがあるんじゃないかと思って、パパもママも怖いんだよ」などのように、コミュニケーションを大事にしていただきたいと思います。

親と子は特殊な人間関係です。

コメント:大日向雅美さん

親と子は、特殊な人間関係だなと思います。「私はこの子を愛している。思い通りにしたい」という思いがつのると、どうしてもその気持ちが先走ってしまいますよね。しかしそこで、できれば踏みとどまって、子どもをひとりの人間として尊重し、ことばで伝える方法はないだろうかと、一人ひとりが「ことばで伝える処方箋」を探していけたらいいなと思います。
自分ではなく、パートナーが子どもをたたいたりどなったりするとき、どうすればいいのでしょうか?

大事なのは「子どもを守ること」。解決が難しいときは第三者や専門機関に相談を。

回答:倉石哲也さん

まずは、その場で子どもを守らなければならない。これは大前提だと思います。「自分を守ってくれる人がいなかった」ということは、子どもの発達に非常に大きな影響を及ぼします。また、パートナーが子どもをたたいたりどなったりするなどの体罰が繰り返されるような場合は、第三者や専門機関に相談に行ったほうがいいでしょう。相談することが子どもを守ることにつながります。

<パートナー(配偶者)による体罰や暴力などについての相談窓口>
・児童相談所
・配偶者暴力相談支援センター
・婦人相談所(女性相談センター・女性センター)
・民間シェルター
・家庭児童相談室(市区町村福祉事務所)
・児童家庭支援センター


続いて、支援機関にSOSを出すことで、たたく子育てから抜け出せたという人のお話をうかがいました。

たたく子育てをやめたきっかけ② 〜支援機関へのSOS〜

4歳と1歳7か月の女の子、2人の子どもを育てる枝野さん(仮名)。初めての子で、かわいくてしかたがなかった長女。それなのに、かつては、たたくことがやめられなかったといいます。当時、夫は仕事が忙しく不在がち。ほとんど子どもと二人きりで過ごすなか、第2子の妊娠も重なり、体罰はエスカレートしていきました。

「小さいから言われたことも分からないし、もちろんごめんなさいも言えないし、怒られたこともすぐに忘れたように振る舞うんですね。反省していないように見えてしまって、余計に火がついて⋯⋯。子どもは何もやっていないのに後から怒ってしまうこともありました」

そのうちに長女は、大きな声を聞くだけで頭を手でかばうようになったといいます。

「自分が怖かったですね。すごく反省するのにまたやってしまう。ギリギリのところで、でもどうしたらいいかわからなくて、このままだと勢いで何かしてしまうんじゃないかという恐怖が常にありました。そんなとき目に入ったのが、ちょっと前にもらってきたポケットティッシュでした。そこには、子育て相談ができる電話番号が書いてありました」

すがる思いで電話をすると、相談員は「一緒に今できることを考えましょう。必要なら、心の専門家につなぎますよ」と声をかけてくれたそうです。

「すごくほっとしたんですね。助けてもらえる、というか、自分の中で子育ての手詰まり感がすごくあって、『一緒に考えてもらえる』『まだできることがある』と教えてもらえたことや、泣きながらでも、とりとめのない話でも、否定せずに話を聞いてもらえたのがすごく大きかったです」

一緒に考えてくれる存在を得た枝野さん。子どもとの関係に希望が持てたといいます。

「あのころ、毎日じゃなくてもいいから、昼間、一緒に子どもを見てくれる存在が欲しかったです。風邪をひいたときとか、様子を見に来てくれるような存在があれば、ちょっと違ったのかなと思うんですけど⋯⋯。風邪もひけないし、体調が悪くても子どもが2人いて、病院に連れて行くのもすごく大変で、一緒にちょっとでも寄り添ってくれる存在があれば違ったのかな。
ヘルプが出せなかったんです。『つらい』って言えなかった。『子育てでつらい』と言ってしまうことがそもそも違うのかなと思っていたし、笑って子育てしたいという理想がすごくあったのに、できなくて。子どもが悪いわけじゃないから、自分が悪いと思うと、自分でなんとかしなきゃ、自分の力でなんとかしなきゃって思うばっかりで。でもなんとかできなかった⋯⋯」

今も枝野さんは定期的に相談員の面談を受けています。育児の不安や喜びなど、なんでも聞いてくれる人がいることで、たたく子育てと離れることができています。

子育て家族のコメント

私も共感する部分がすごく多いですね。私自身も、誰にも教えてもらわずに子育てをしているので、「これで合っているのかな」という不安や、「こんなことで頼っていいのかな」というところが分からないので、周りの人から「今あなたはこういう状況なんだよ」と教えてもらえると、「私、追い詰められていたんだ」ということが分かるのかなと思いました。(ママ)
子育てをしてみて、理想と現実ってすごく違うなと感じて、自分の母親に「子育てって大変だ」という話を聞いてもらったのが唯一の救いでした。子育ての悩みって、他の人に話そうと思っても「相談してもいいのかな?」と、そこでためらう部分もありました。(ママ)

子育ての悩みや不安、どこに相談すればいいのでしょうか?

地域の保健センターなどさまざまな場所があります。ひとりで抱えず、まずは相談を。

回答:倉石哲也さん

今、さまざまな場所に子育ての相談窓口を行政がつくり始めています。

<相談窓口>
・地域の保健センター
・地域子育て支援拠点
・児童発達支援センター
・児童相談所
・子育て世代包括支援センター
・小児科 など

地域の保健センターの保健師や助産師、子育て世代包括支援センター、子育てひろばなどの地域子育て支援拠点など、さまざまな場で相談を行なっています。また、病院の小児科などから、専門の相談機関につなぐこともできるので、ひとりで抱えず、まずは相談をしてみましょう。

助けてくれそうなところに、元気なときにつながっておく。

回答:倉石哲也さん

本当に大変なときや疲れているとき、相談窓口に足を運んだり電話をしたりするのは、ものすごくエネルギーが必要です。元気なときに、自分の近くに相談できる場所があることを調べておいて、つながっておくと、ここの人は話しやすい、あそこの人は話を気軽に聞いてくれるなど、それぞれの相談場所の感触を知ることができます。そんな風にしておくと、いざしんどくなったときに、あそこに行ってみようかなという気持ちになれるのではないかなと思います。
相談窓口を知っていても、何をどのように相談すればいいのか分からない。

自分を主語にして相談してみましょう。

回答:倉石哲也さん

「子どもをたたいてしまう」という相談をするとき、「子どもをどうやってしつければよいか」というように話してしまうと、親に対する助言が増えて、余計につらくなってしまうことがあるかもしれません。そんなときは、「たたいてしまって自分がつらい」のように、自分を主語にして相談してみましょう。

つらいときは相談に行くことも難しい。

回答:大日向雅美さん

相談を受ける側の支援者や地域の方に伝えたいことがあります。
一つは、これまでの話にあったように「本当につらいときは、なかなか相談にたどりつけない」ということです。ですから、相談に来た方は無条件に受け入れてほしい。
もう一つは、ママ・パパが相談したいことは、表面的に見えている悩みだけではないかもしれない、ということです。例えば、私の経験でも、「子どもの発達が心配だ」という相談を聞いていると、実は、その人が本当に話したかったのは「自分が子どもをたたいてしまうこと」だったというケースもありました。
支援者のみなさんには、体験を語ってくれた枝野さんのことばを、いつも心に刻んでおいてほしい。「相談するのもつらい状況でよく来てくれたわね」という気持ちで受け入れてほしいですね。
どうしても相談に行けないときにはどうすればいいの?

相談に行けないとき、まずは、「つらい」と言葉にすること

回答:大日向雅美さん

相談に行けないときでも、とにかく自分の思いを言葉にすることです。SNSでもいいんです。そうすると今の時代は、「私もよ」と共感の声が返ってきます。SNSではなく、日記でもいい。とにかく言葉にすることですね。子育ては、親だけ、家族だけではできません。ひとりで子育て、親だけで子育てができないのは当たり前。つらいときには「つらい」と言っていいんだということを社会の共通理解にしたいですね。

たたく子育ては親だけでは解決できない

「たたく子育ては親だけでは解決できない」と、社会全体で取り組んだ国があります。それはスウェーデンです。世界で最初に親の体罰を法律で禁止しました。
「子どもを大切にする国」とのイメージが強いスウェーデンですが、かつては、親による体罰が容認されていました。スウェーデンの社会が変わるまでには、長い時間がかかったといいます。

ヨーロッパの家族政策に詳しい高橋美恵子さんにお話をうかがいました。

解説:高橋美恵子(大阪大学大学院 言語文化研究科 教授/家族社会学)

体罰は子どもの発達上・教育上よくないという専門家や思想家の意見が100年以上前からあり、その議論が徐々に熟成されていって社会のいろいろな分野で体罰をなくす活動が行われたといわれています。


※セーブ・ザ・チルドレン資料を基に作成

スウェーデンでは、1979年、親の体罰禁止を法制化。それとともに、国をあげて子育て支援策などに積極的に取り組みます。まずは、「体罰によらない子育て法」などを載せた小冊子を子どものいる全世帯に配布。さらに国が、牛乳パックにも体罰禁止のメッセージを印刷。こうして社会全体に広く訴えていきました。


※出典:Tracking Progress towards Non-violent Childhoods

その結果、「体罰をする」と答えた親が、かつては全家庭の95%だったのが、2%にまで減ったのです。
その取り組みは現在も続いています。

どうやって子どもに言うことを聞かせるか、どうやって子どもに理解させるかは、自分で育児書を見るだけでは難しく、相談できる場所などが必要になります。体罰禁止法が成立して40年たったスウェーデンでさえも、この40年間絶え間なく、親への教育・親へのサポートを続けています。親だけに、これをしてはいけない、あれをしてはいけないと強制するのではなく、社会全体が考え方を変えていくためにはどうすればいいかをもっと考えなければならないと思います。

世の中全体で、うまくいかないことを許し、支える寛容さが必要。

コメント:倉石哲也さん

「こういう子育てがいいんですよ」と良いことを伝えていくことも大事ですが、世の中全体でうまくいかないことも受け入れていく寛容さも必要です。できないことを許し、そして、それをみんなで支えることが両立されてうまくいったんだと思います。「こうするべき」だけでは、親も本当にお手上げになってしまうこともあると思います。

親に優しくあることが子どもを守ることにつながる。

コメント:大日向雅美さん

スウェーデンの例から学びたいのは、体罰禁止法が突然できたわけではなく、 国を二分する議論をしっかりと時間をかけてやったことです。さらに、40年かけてみんなで試行錯誤しながら議論したということです。その根底に、親を守りたい、親に優しくあることが最終的には子どもを守ることにつながるというコンセンサスができたのかなと思います。日本もこの4月から体罰禁止法が施行されますが、すぐ何か結果を出そうということではなくて、みんなで議論できる社会をつくっていけたらいいですね。

体罰をしない子育てのために

「体罰に頼らない子育て」には、例えばどんな方法がありますか?

できて当然のことも褒めると情緒的交流がうまれる。

回答:倉石哲也さん

体罰に頼らない子育てはたくさんあります。自分に合う方法を見つけていくことが大事ですね。例えば、褒めるということです。子どもへの期待値を少し下げて、「できて当たり前」ではなく、当たり前のことでも「できたね」と褒めていく。そのことによって、親も気分がよくなっていきますし、親子で豊かなコミュニケーション、情緒的な交流ができるようになります。

原因探しをしない。

回答:倉石哲也さん

「どうして言うことを聞かないんだろう」「どうしてうちの子はこうなんだろう」などと、あまり「どうして?」と原因探しをしないほうがいいと思います。原因探しをすると、だいたい悪いところしか見られなくなります。「子どものここが悪い」「私が悪いんじゃないか」などと思うようになってしまうので、「そういうときもあるよね」「今はしかたがないかな」という気持ちを持つことも大事だと思います。

気持ちが揺れたり試行錯誤をしたりして当たり前。どうか自信を持ってほしい。

回答:大日向雅美さん

体験を語ってくださったママも、スタジオに来てくれたママやパパ達も本当に自分の気持ちをよく伝えてくださったなと思います。気持ちが揺れたり試行錯誤をしたりして当たり前。どうか自信を持ってほしいと思います。たとえ手をあげてしまったとしても、坂を転がり落ちるようにエスカレートするのを止めるためには、この子を愛しているんだと思えることが大事です。そしてそういうママやパパを社会がみんなで支えなくてはいけないということを、あらためて考えました。

子育て家族のコメント

「頑張っている親に要求するばかりではなく、親ができないことを許すことも大事だ」と言ってくださったのが、とてもうれしかったです。子育てしているときは全力で頑張っているので、それでもできなかったときには許してもらいたいし、自分も自分を許せるようになりたい、子どものことも許せるようになりたいなって、すごく思いました。(ママ)
スウェーデンで40年続いているということは、取り組みがはじまった後の子ども達が親になっているということだなと思いました。自分自身もいずれは親になる子ども達を育てていると思うと、夫と二人でより深く考えるきっかけになったと思います。(ママ)
スウェーデンでの取り組みをみると、教育も自分たちが体験してきたこととは変えていかなければいけないと感じました。親である私たちから声を出して自然にみんなで共有し合えるように子育てをしていきたいと思いました。(パパ)

子どもたちを守るためには、親も支えられることが大事なんですね。すくすく子育てでは、これからも一緒に考えていきます。

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