ケータイ撮影術 (子どもの撮影 室内編)

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2014/07/08

出典:まいにちスクスク[放送日]2014/07/08[再放送]2014/07/15


子どもの撮影 室内編

ぱっと手に取りやすいケータイは、家の中での撮影にも大活躍。子どもが被写体の場合ならではのコツをマスターして、すてきな写真を撮りましょう。


講師:中村陽子(写真家)
いざというときにカメラがなくて、子どものシャッターチャンスを逃してしまったことはありませんか?でもいつも手元にあるケータイを使いこなせば、デジタルカメラ並みの写真が撮れるんです。ケータイならではの撮影のコツや、写真の活用術をご紹介します。

子どもの目線よりも下から撮る

20120501_01子どもの身長に合わせて低い位置でカメラを構えたつもりでも、うつむいた顔の写真が多くなりがちです。室内で小さな子どもを撮るなら、思い切って床に寝転がってみましょう。床に腹ばいになり、両ひじを床につけるとカメラが安定します。下から少し見上げる高さで撮影すれば、子どもの表情がはっきり写るようになりますよ。

子どもに声をかけるポイント

子どもをカメラのほうに向かせるために、名前を呼んだりして声をかけますが、それにもコツがあります。あまり何度も呼びかけると、子どもはすぐに慣れてしまって声に反応しなくなります。子どもにカメラを向けたら、まず構図を決めて、少し待ちましょう。名前を呼ぶのは、ここぞという瞬間だけ。子どもがとっさに反応し、かわいい一瞬をとらえやすくなります。

応用編:あえて上から撮る

20120501_03低い位置から撮影するのが基本ですが、慣れてきたら、たまには違うアングルにもチャレンジしてみましょう。あえて高い位置からカメラを構え、子どもの注意を引きながら視線を上に向かせることがポイント。背景がすっきりして、子どもの笑顔が印象的な写真になります。

応用編:いい顔を撮る

子どものいい表情を撮るのは案外むずかしいですよね。でも好きなものを食べているときならシャッターチャンスがいっぱい。赤ちゃんがミルクを飲んでいるときのおだやかな表情もいいですね。おいしいものと一緒に、とっておきの一枚を残してあげてください。

少し意識するだけで、子どもの生き生きとした表情が鮮明に浮かび上がる写真になります。皆さんもぜひ挑戦してみてください。

>>「まいにちスクスク」ホームページへ


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