これって平均的なハイハイと違うの?【赤ちゃんの発達と不思議な動作】

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2016/10/15

出典:すくすく子育て[放送日]2016/10/15[再放送]2016/10/21

左足を使わないハイハイ(10か月の男の子)

榊原 洋一さん回答:榊原 洋一さん

この時期は両足を使う前の段階ですね。この動きに慣れてきたら、自然と両足を使うようになる場合が多いので、心配ありません。
子どもは動きたいと思ったときに、一番楽にできる方法を選びます。ハイハイは移動の「自由形」だと思ってください。
水泳の自由形は、どのスタイルで泳いでもいいけれど、速さを競うとなると、一番速く泳げるクロールで泳ぎますよね。ハイハイも同じなのです。速く移動しようと思うと、平均的な手足を左右に動かすハイハイは一番効率がいいのです。
多くの子は平均的なハイハイに行き着きますが、「自由形」なので、そうではない子もたくさんいるのです。ちなみに、ハイハイのことを、英語ではクロールと言うんですよ。おもしろいですよね。

左ひざだけついてハイハイ(1歳1か月の女の子)

榊原 洋一さん回答:榊原 洋一さん

このようなハイハイで発達に影響があると心配されるかもしれませんが、発達には影響ありません。
このハイハイには、この子の性格が出ているのだと思います。様子をみていると、非常におもちゃや周りのものに関心があるように見えます。両手を使うハイハイの姿勢だと、手が自由にならずおもちゃをつかめません。
興味があるものに向かって行って、すぐに遊べるように、この体勢を取っているのだと思います。この子にとっては、この体勢の方が、効率がいいんですね。

大人でも、車輪のついた椅子に座っている場合、ものを取りに行くときに立ち上がらずに、椅子で転がって取りにいくことがありますよね。それと同じような感覚だと思ってください。

座って移動

▽1歳1か月の男の子
右手をついて左脚を立てて、おしりを擦るように移動。

▽1歳2か月の女の子
座ってお尻をひきずるように移動。

榊原 洋一さん回答:榊原 洋一さん

ハイハイをせずにおしりで移動する赤ちゃんが一定の数いることは、昔からわかっていて、「シャッフラー」と言います。

【シャッフラーをする子の特徴】
・ハイハイをしない
・足を支えたときにぴょんぴょんしない

おしりで移動する子は、40人に1人くらいの割合でいます。その子たちが歩きだすのは、平均1歳9か月ごろだという研究データが出ています。
発達が「遅れている」のではなく、それがシャッフラーの通常の発達なのです。病気なのかなと心配することはありません。
「シャッフラー」は遺伝の傾向があることもわかっていますよ。

その他のハイハイの様子

▽9か月の男の子
ひじをついて高速ずりばい!

▽7か月の女の子
両手でぴょんぴょん前に移動!



どうしてこんな動きをするの?

この動きはハイハイの練習?

こんな方法で移動しても大丈夫?


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