子どもが自分で書いた絵を好きになれない。どうフォローすればいい?

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2015/09/12

出典:すくすく子育て[放送日]2015/09/12[再放送]2015/09/18

5歳の息子はお絵かきが大好きです。
そんな息子が、お手本を見ずに書いた「ライオンの絵」を隠しているのを発見しました。
息子の中では、自分の書いた絵がライオンに見えずに恥ずかしいと思って隠していたのだと思います。
子どもは実物のライオンに近いほうが良い絵だと思っているようです。
私としては、よく描けていると思うので、ほめてあげたいのですが、5歳にもなると、上辺だけでほめても何も伝わりません。
このような場合、どのようにフォローしてあげればいいのでしょうか。
(5歳、1歳3か月の子を持つママより)

子どもの絵のフォローの仕方

回答:谷口 幸三郎さん(立教女学院短期大学 教授・付属幼稚園 天使園 園長)

子どもは、自分で絵を描くときに、「どうすれば自分が描きたい絵になるか」を考えています。子どもが自分の絵を気に入っていないことがあれば、子どもに寄り添って、子どもが描きたい絵が描けるように、親はできることをしてあげましょう。
例えば、使っている画材を変えるといい刺激になるかもしれません。絵本や写真などを真似して書くことも、いいきっかけになるかもしれません。
絵本や友だちの絵を真似ることは悪いことではないです。真似することから、違うものが生まれてきます。絵を描くことは、真似をすることから始まりますよ。

また、子どもが描いた絵に対しては、大人が「大人の正しい絵」を押しつけてはいけません。
子どもはとても自由に絵を描きます。大人は、子どもの自由な絵に驚くくらいの柔軟な感性を持つことが大切です。

フォローして、ほめる

榊原洋一さん回答:榊原 洋一さん
子ども自身が、「実物に似ている絵が描きたい」と思っているのであれば、親はその思いが達成できるようにフォローし、子どもが満足のいくように描けたらほめてあげましょう。
子どもの絵を批判しても子どもにとって、いいことはありません。
また、美術館につれていってあげたり、さまざまな絵を見せてあげたりして、絵というものが「実物に似ている絵」だけではないことを教えてあげてもいいと思います。
絵にもさまざまな考え方(描き方)があることに気づかせてあげましょう。
子どもにとって、いい経験となります。

1本のモノサシで測って他と比べてはいけない

今川恭子さん回答:今川 恭子さん
子どもは、大人の一言で絵を嫌いになってしまうこともあります。
大人が思う「上手だ」という1本のモノサシで比べてしまうと、そのモノサシを基準にするため、「○○ちゃんよりうちの子は上手だ(下手だ)」というように考えてしまいます。
ママがそう思っていることを、ふと子どもが耳にすると、絵や歌を嫌いなってしまうかもしれません。
1本のモノサシで測って、他の子と比べないようにしてください。


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