子どもが習いごとに行きたがらない場合に、ごほうびでつっても大丈夫?

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2015/08/01

出典:すくすく子育て[放送日]2015/10/03[再放送]2015/10/09

息子に野球教室に通わせていて、練習は楽しく取り組んでいます。
しかし、遊びに夢中になっていると、習いごとに行く時間になっても、なかなか行こうとしてくれません。
そのようなときは、「習いごとに行ったら、帰りに何かを買ってあげるよ」とごほうびをあげることで、習いごとに行かせています。
子どもが習いごとに行きたがらないとき、ごほうびでつってもいいのでしょうか?
(5歳の子をもつママ)

気分の切り替えができない時期がある

4078回答:汐見 稔幸さん
子どもには気分の切り替えができない時期があります。
遊びに夢中になっていると、どうしても習いごとに行く気分になれないのです。
このように、遊び続けたいから、習いごとに行くのを嫌がっていても、習いごとの場所に行ってしまえば、習いごとを楽しんでくれます。

習いごとを続けていると、だんだん上手になっていったりすることなどで、「もっと上手になりたい」と思うようになり、自分からやる気になる時期が来ると思います。

気分の切り替えが出来ない時期に、ごほうびで気分をかえることは、ある程度は仕方がないと思いますよ。

ごほうびを与えすぎるのはダメ

2518回答:遠藤 利彦さん
ごほうびを与えすぎることは良くないと言われています。

外から与えられる「やる気」ばかりになってしまうと、習いごとは長続きしません。

「ごほうびがもらえるから習いごとに行く」という外側から与えた「やる気」ではなく、「習いごとが楽しいから行く」というような、内側から発せられる「やる気」を大切にしてあげましょう。

■習いごとに対する「やる気」について
同じ「やる気」でも下のような違いがあります。

「外発的動機づけ」よりも「内発的動機づけ」を大切にしましょう。

<外発的動機づけ>
例えば、楽しんでお絵かきをしている子どもに、「よくできたね」とごほうびとしてお菓子を与えます。
すると、子どもはもっと絵を描けば、またお菓子がもらえると思い、もっと絵を描くようになります。
しかし、このような外から与えられたごほうびは、もらえなくなると、やる気をなくしてしまう傾向にあるのです。
このように外から与えられる「やる気」を、心理学的に言うと、「外発的動機づけ」といいます。

<内発的動機づけ>
上記の「外発的動機づけ」とは逆に、子どもが習いごとに対して「楽しいからやりたい」と思うように、内側から発せられる「やる気」を「内発的動機づけ」といいます。


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