どうすれば子どもの「積極性」を伸ばしてあげられる?

クリップ
クリップ

2015/04/25

出典:すくすく子育て[放送日]2015/04/25[再放送]2015/05/01

わが子は積極性が強く、物怖じせずに自分の気持ちをはっきり主張できる性格なのですが、その性格が裏目に出て困ることもあります。例えば、外から家に帰らなければいけないとき、「帰りたくない」と激しく泣きながらだだをこねて主張することがあります。そのような場合は、強引に家に連れて帰ってしまうのですが、子どもの「積極性」という個性はどのように伸ばしてあげるといいのでしょうか?(2歳7か月の子を持つママより)

子どもの興味の視点を少し変える

9455回答:大豆生田 啓友さん
積極的で好奇心旺盛な子どもがだだをこねるような場合は、「あっちにワンワンがいるよ」というように、子どもの興味の視点を少し変えてみてはどうでしょうか。子どもの「積極性」に働きかけて誘導するといいと思います。
そうはいっても、「子どもがだだをこねても、家に連れて帰らないといけない場合」「子どもが自分の主張を押し通すあまり、他の人に迷惑をかける場合」のように、子どもの主張や行動を親が受け入れられない場合もあります。これは子どもを育てる上では当然起こりうることです。多少のことでは「個性」はつぶれないので、どうしても「ダメ」と伝えなくてはいけないときは、毅然と親も主張してください。

危ないことをする場合はしっかり伝える

3315回答:安梅 勅江さん
危ないことをしたり、人に迷惑をかけたり、子どもだけでは収拾がつかないようにならない限りは、子どもの主体性を尊重して、見守ってあげてください。

しかし、子どもが積極的すぎて、相手を困らせたり、危ないことをしたりする場合は、子どもの目を見て「ダメなことだ」ということをしっかりと伝えましょう。
子どもには経験の中から学ぶ力があります。親は「子どもが望めば手を差し伸べることができる」姿勢で見守りましょう。


個性を伸ばすため「好きなこと」ばかりさせていて大丈夫?

PR

×     閉じる