幼児期でなければ伸ばせない才能はあるの?

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2019/02/02

出典:すくすく子育て[放送日]2019/02/02[再放送]2019/02/09

2人の子どもを育てていますが、習いごとはさせていません。私自身が幼児期の習いごとで何かが身についた実感がないのです。中学校高校で習ったダンスでは、自分の所作や姿勢がよくなったという実感があります。ただ、幼児期からはじめないと伸ばせない才能があるのではないかと気になっています。できれば感性の豊かな子になってほしいと思うので、今からはじめないと遅くなってしまう習いごとがあれば知りたいです。
(3歳3か月の女の子と6か月の男の子をもつママより)

幼児期にはじめないと身につかないものは少ない

遠藤利彦さん回答:遠藤利彦さん

例えば、絶対音感は幼児期からトレーニングを受けておかないと後から身につけるのは難しいといわれています。ですが、絶対音感のように「〇歳からはじめないと身につかない」ことはとても少ないのです。また、プロの音楽家が必ず絶対音感を持っているわけでもありません。
子ども自身が「やりたい」と思っていることは、基本的に身についていきます。ご相談のママのように、小さいころの習いごとが生きていないと感じるのは、受け身であったためかもしれません。

経験が教養となり、ものの見方が変わる

遠藤利彦さん回答:遠藤利彦さん

幼児期の経験が、教養になるという考え方もあります。例えば、バイオリンを習った経験がある人は、経験がない人よりも、バイオリンの演奏を聞いたときに多くのことを感じることができると思います。大人になって、人生を楽しむときに、そういった教養が生きてくるかもしれません。


はじめての習いごとは、どういうポイントで選んだらいい?

習いごとは、そもそも必要なの?

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