相手とケンカにならないようなお願いのしかたを教えて!

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2019/01/05

出典:すくすく子育て[放送日]2019/01/05[再放送]2019/01/12

仕事をしながら、育児や家事のほとんどをしています。娘がイヤイヤ期に入ってからは、家事が思うように進まず、時間に追われる毎日に身も心も疲れを感じます。パパは育児や家事を全くしないわけではないのですが、もっと関わってほしいというのが本音です。パパには、今の状況を見て気づいてほしいと思いつつ、なかなかわかってもらえないようです。パパに何かをお願いするとき、言い方を間違えるとイラッとさせてしまうし、それなら私が我慢した方が…と思ってしまいます。お互いにイラッとしない伝え方があれば知りたいです。
(2歳4か月の女の子をもつママより)

パパには具体的にお願いする

倉石哲也さん回答:倉石哲也さん

残念ながら、パパが自分から気づくことは難しい場合が多いと思います。パパにお願いするときは、具体的に伝えることがポイントです。例えば、お風呂掃除をお願いするときは、「洗剤と道具はこれ。ここをこう洗ってほしい」など、細かく伝えたほうがよいと思います。特に最初はしっかりと教えてください。そして「ここはあなたにお任せしましたよ」と信頼を伝えることも大事です。

「ありがとうサンドイッチ」で感謝の気持ちを伝える

吉田穂波さん回答:吉田穂波さん

私も、以前は夫婦で勝負を争うようなやりとりをしていましたが、今は相手への感謝の気持ちをふんだんに伝えることを心がけています。自分のお願いがきいてもらえるかどうかにかかわらず、その人の存在だけでもありがたいと思ってお願いするようにしています。そのような、お互いが気持ちよくなる伝え方を「ありがとうのサンドイッチ」と呼んでいます。

<ありがとうのサンドイッチ>
感謝の言葉「ありがとう」で、お願いごとをサンドイッチする伝え方です。
まずは、「パパ、今ちょっといい?」というように、相手の名前を呼んで都合を聞きます。続いて、「いつもゴミ出ししてくれて、ありがとう」のように、感謝の言葉を添えます。そして、「これをしてもらえると助かるな」など、具体的にお願いします。さらに、頼んだ後にも「聞いてくれて、ありがとう」と、感謝の言葉を伝えます。
この「ありがとうのサンドイッチ」は、さまざまな相手に活用できる「お願いスキル」です。


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