第6回目
「遺された家族に必要なお金を全額保険で準備するには?」
「遺された家族に必要な生活費」は変化していく
前回の「みんなの保険教室 第5回目」では、ある4人家族をモデルケースに、夫に万が一のことがあった場合、妻が86歳(※日本女性の平均寿命)で亡くなるまでに、どれくらいの保障額が必要になるかを計算しました。
今回は同じ4人家族をモデルケースに、「遺された家族に必要な生活費」が年を重ねるごとに変化する様子をイメージ図にしてみました。
【遺された家族に必要な生活費】
図でお分かりのように、子どもが独立する前(子どもの生活費、教育費がかかる時期)の夫に万が一のことがあれば、遺された家族に必要な保障金額は高額になります。
例えば夫が40歳で亡くなった場合より、50歳で亡くなった場合の方が、家族のために必要な生活費は少なくて済みます。さらに子どもが成長して独立したり、夫が定年退職を迎えて退職金を受け取ったりすれば、それ以降に必要な保障金額は、大幅に減少します。
その一方、遺された妻の生活保障については妻が亡くなるまで一定の金額が必要です。つまり、家族のライフステージに合わせ、準備する保険は変化させていくのが賢い選択と言えるでしょう。
必要な保障額に合わせて「保険の見直し」を
以前の保険教室で「家族のために入る保険」の代表例として「生命保険」をご紹介しました。生命保険は商品ごとに特徴があります。保険料は高くても、子どもが独立するまでの期間は補償の範囲を厚くしたもの、逆に保険料は割安でも保障額が年々減っていくもの、夫が定年になる60歳を満期と設定し、それ以前に亡くなった場合は年金のように一定の保障額を毎年受け取れるものなど、いくつか種類があります。
それらの組み合わせによって、そのときどきのニーズに見合った補償を形成することができます。一家のライフステージによって必要な保障額が変わるように、求められる生命保険のかたちも変化していきます。マイホーム購入、子どもの進学・結婚など、人生の節目ごとに保障額と保険料を見直すことは大切なポイントです。今、ご加入の保険があなたのご家庭に本当にフィットしているかどうか、ぜひ一度チェックしてみてください。
※2009年6月15日現在の情報を基に作成しています。
【次回は「きちんと学ぼう、公的医療保険制度」です】
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