新型インフルエンザ特集

テレビで重症患者のニュースを見たり、近所の学校や幼稚園で学級閉鎖になったなどと聞くと、
小さなお子さんをお持ちのパパやママは、心配になってしまいますね。
そこで、小児科医・鈴木博先生に、新型インフルエンザについて詳しいお話を伺ってきました!

Q:新型インフルエンザって、これまでのインフルエンザとは違う病気なの?

インフルエンザには大きく分けてA型とB型の2種類があります。今、流行しているアメリカやメキシコ由来の新型インフルエンザは、A型の新種です。これまで秋から冬にかけて流行していた従来の香港型やソ連型のA型ウィルスのグループの中の新しい種類、ということになります。ですから、症状もいわゆる季節性インフルエンザとほとんどかわらず、抗インフルエンザ薬「タミフル」や「リレンザ」も同じように有効です。

新型かどうかはどうやったらわかりますか?

現在では、新型と季節性A型インフルエンザを区別しないことで対処することになりました。つまり、A型のインフルエンザとわかっても、新型かどうかの確認のPCRという検査は原則しないことになったのです(2009年8月25日より 厚生労働省改正省令)。一般の病院で、A型インフルエンザかどうかの迅速検査を行うことはできます。検査をしてA型陽性だった場合は、流行の状況から判断すると、ほぼ新型インフルエンザと考えてよいでしょう。

新型インフルエンザにかかったら、どうなりますか?気をつけることは何ですか?

新型インフルエンザの症状は、これまでの季節性A型とほとんど同じです。感染してから1〜7日で発病し、38度以上の高熱がでて、頭痛、筋肉痛などがおこり、ぐったりしてしまいます。その後、咳や鼻水、のどの痛みなどの症状が続きます。
季節性のA型と違う点は、比較的若い人が発病し、しかも重症化しやすいということです。インフルエンザの重症患者というと、季節型では免疫力の落ちてきたお年寄りなどが多かったのですが、新型では、体力のある若年層でも肺炎を起こし、重症化する可能性があります。乳幼児や妊婦などはもちろんですが、新型インフルエンザにかかったら、お子さんが元気でも、咳の様子や、顔色、呼吸状態に注意しましょう。
また、乳幼児でけいれんや意識がない、意味不明の言動をとる、などの症状が見られる場合は、インフルエンザ脳症の疑いがあります。最近は年長児でも報告があるため、大至急病院を受診してください。

赤ちゃんが新型インフルエンザにかかったら? 予防するには?

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