■基本は花粉に接触しないこと
花粉症は一度なってしまうと毎年繰り返します。ですから、できるだけ花粉に接しない、浴びないようにすることが花粉症の予防の基本です。そのためには、室内に花粉を入れないことがもっとも大切なこと。基本対策が以下の3つです。
対策1:風の強い日は窓を開け放しにせず、空気清浄機を活用して花粉をシャットアウトしましょう。空気清浄機はダニの糞や死骸も取ってくれます。
対策2:外にふとんを干したときは、取り込む際に叩いたり払ったりして花粉を室内に持ち込まないようにします。取り込んだあとはしっかり掃除機で取り除きます。
対策3:花粉は水に弱いので加湿器を利用して花粉の飛散を防ぎ、室内の掃除をこまめに行います。床、ソファは掃除機で吸い取った後、雑巾で拭き取るようにします。
■掃除機を活用しよう!
窓を開けてパーッと換気をするのは気持ちのよいものですが、この時期の換気は花粉の飛散量が少ない早朝や夜にするようにしましょう。外に干したふとんや洗濯物は、取り込むときに花粉をよく取り除き、ふとんは取り込んだ後に掃除機をかけます。ふとんの上で吸い込み口を何度も往復させるようにして、しっかり花粉を取り除きましょう。市販のふとん用の吸込み口ならふとんにくっつかないので、力もいらず効率的に花粉を吸い取ることができます。そして、床やソファは掃除機だけでなく、雑巾で拭き取るようにします。畳の目は花粉が奥まで入り込んでしまうので、掃除機をかけてから、雑巾で拭き掃除をします。花粉がつきやすいカーテンにも掃除機がけを忘れずに。
■日ごろの心がけが大切
さらに、人が花粉を持ち込んでしまう場合もあります。「外出から帰ったときには衣類をはたいてから玄関に入る、コート類は玄関で脱いで室内に持ち込まない、顔や手をよく洗うなどの帰宅時の対策も大切です。また、コートは表面がよりツルンとした素材のものを選べば花粉がつきにくくなりますよ」と佐橋先生。花粉症予防は日々の実践がものをいいます。できるだけ手軽にできる方法を見つけて、こまめに花粉対策をしたいところです。
また、花粉とともに、赤ちゃんの快適な環境を脅かすものとして問題になるのがダニやダニの死骸、糞。最近は家の気密性が高くなり、ダニが一年中繁殖しやすい環境にありますから、冬だからといって安心していられません。掃除機で花粉といっしょに、床やふとんについているダニの糞やダニの死骸を取り除き、赤ちゃんの快適な環境を整えてあげたいですね。
