赤ちゃんが吐いた
〜おう吐したときのホームケア&赤ちゃんの便秘〜
赤ちゃんが吐いたときは、どんなことに気をつけてケアしてあげればいいのでしょうか。今回は、「吐いたときのホームケアのコツ」と「赤ちゃんの便秘」について鈴木先生にうかがいました。
■吐いた後はすぐにきれいにして、顔をよこ向きに
吐いたあと、赤ちゃんの顔や首についたおう吐物はきれいに洗い落としましょう。赤ちゃんは「うがい」ができないので、ぬらしたガーゼなどで口の中の吐物をふいてあげてください。また少量の湯冷ましを飲ませるのも効果的です。おう吐物の嫌なにおいで、また吐いてしまうこともあるので、汚れたものは急いで始末しましょう。また、おう吐が続く場合は、吐いたものが気管などに詰まって、呼吸困難になることが心配です。吐いた物を飲み込まないように、顔をよこ向きにして寝かせましょう。背中に厚めのタオルをあてると体を横向きにしやすくなります。
《受診メモ》
病院を受診するときには、次のことをメモにしていくと診断の参考になります。
- □何を吐いたか、吐いたものの色や状態(水様、粘液、食物様、血がまじっているなど)
- □吐いた回数・吐く前後の様子
- □おしっこの回数
- □発熱・下痢・せき・顔色など、ほかの全身の状態
■脱水症状に注意、吐いているときほど水分補給をこまめに!
吐いているときこそ、こまめに水分補給をします。ただし、吐いた直後に一度にたくさん飲ませるとまた吐いてしまうので、30分くらいは何も食べさせないようにして胃を休ませてから、スプーンなどで白湯や麦茶、乳児用イオン飲料を少しずつ与えましょう。吐き気のあるうちは、無理に食べさせず、離乳食は一時中断してください。吐き気がおさまってきて、水分がとれるようだったら、野菜スープやみそ汁のうわずみなどから始めて、食欲が出てきたら、おかゆやパン粥など消化のいいものを少しずつ与えてみましょう。