子どものからだのことは小児科で相談しよう
「赤ちゃんの診療はやっぱり小児科専門医」と近頃よく聞きますよね。 でもそれはどうしてなのでしょうか? 鈴の木こどもクリニックの鈴木博先生に聞いてきました!
■どうして小児科専門医がいいの?
上手な子育ては、信頼できる小児科医とのコミュニケーションが基本
赤ちゃんは、症状がはっきりせず、病気の変化も急激なので、経験がないと対処が難しい場合もあります。ですから、大切な赤ちゃんをよく診てもらい、いろいろと親身に相談にのってもらうなら、「小児科専門のクリニック」の医師をかかりつけ医に選ぶことを、私は強くおすすめしたいと思います。
小児科クリニックには、小児科専門医が診療している「小児科」と、主に内科医が診察する「内科・小児科」の2種類あるのをご存知ですか? 小児科専門医は、研修の時代は(※1)、小児科病棟で様々な病気の子どもを受け持ち、子どもの病気の経過を診て、治療を行っています。その経験から、子どもを診療する時には、その子の病気の進行や経過が、ある程度予測できるのです。それが、もっぱら大人の病気をみてきた内科医との違いです。
最近、小児科専門医のクリニックが増えてきています。これは、ベテランの小児科医が、病院の小児科から開業医に転向している傾向が強まっているためです。身近で相談できる小児科クリニックが増えているのは、心強いですね。
※1 現在、医師の研修制度は改められ、研修医は全科を回るようになっています
■かかりつけ医をみつけよう
かかりつけ医を選ぶ場合、定番は近所の評判です。まずは先輩ママや公園仲間に聞いてみましょう。
自治体によっては医師会などの情報を提供していることもあるので、インターネットで検索してみるのもおすすめです。
しかし、診察を受けてみると、この先生とは人間的に合わない、診療態度に納得がいかない、ということもあると思います。ですが、この場合も最低2回は受診してみてください。2度目の診察の時には、病気の経過や薬についての説明などで、前回とは違った医師の姿がみられるかもしれません。十分説明もなく同じ薬を出し続けるとか、親の話をよく聞こうとしないならば、転院したほうがよいでしょう。
信頼できるよい「かかりつけ医」がみつかったら、心配なことは何でも相談しましょう。その上で、医師の指示はしっかり守りましょう。私も含めて、クリニックの小児科医は、お父さんやお母さんとごいっしょに、子どもたちの健康を守るため常にお役に立ちたいと願っているのです。